先週のニュース。日本の「伝統的酒造り」が、ユネスコ無形文化遺産への登録が決まりました。
好きなものが認められるのは、とても嬉しいニュースです。
写真は、過去に訪れた秋田県の蔵元「秀よし」さん。今までに沢山の酒蔵を訪問させていただきました。
お酒造りの根本は、お米を洗って蒸して、こうじを作る、もろみを発酵させるなど伝統的な製法です。タンクがステンレス製になるなど変化もありますが、やり方は今も昔も変わりません。日本には酒造りのすごい技術があるんだということを改めて感じています。
日本酒の製造工程は、体力と忍耐の勝負です。そんな蔵人さん達が脚光を浴びる時がきました。
伝統的な技術が、地域の風土に応じて発展し伝承されてきました。儀式や祭礼行事などにも使われて、日本文化の中で大きな役割をはたしてきました。
お酒の日本国内での需要が元に戻ることは難しいけれども、日本酒はワインやウイスキーのように世界へ広がるポテンシャルがあると思います。お酒に携わるものとして、今後に期待が高まります。